ヤマハモーターソリューション株式会社 様

ヤマハモーターソリューション株式会社 様 導入事例

システムの安定稼働に向け、テスト時の性能分析工数を大幅削減

会社概要

 弊社は、ヤマハ発動機株式会社のバリューチェーン全体の最適なITサービス&ソリューションを提供している企業です。製品開発から調達、生産、販売、物流、会計、人事など多岐に渡っています。

ES/1 NEO APM Dynatrace導入のきっかけ

本番システムの安定稼働が必須、しかし工数が・・・

 ヤマハ発動機の産業用機械・ロボット事業を対象としたシステムをクラサバ型からWeb型へ大規模なリニューアルを実施しています。
 本番稼働後のレスポンス遅延は許されないため、事前のテストにより性能問題の潰し込みを徹底しています。
 特に、多数のアプリケーションの潰し込みには膨大な 工数がかかり、開発担当者の負担が問題となっていたところで、Dynatraceの紹介を受けました。

ES/1 NEO APM Dynatraceによる分析

GC(ガベージコレクション)を発生させた犯人探し

 Dynatraceの導入以前から、開発環境でFULL GCの発生による性能問題がでていました。
 これまでであれば、膨大なログから問題原因を見つける必要がありましたが、Dynatraceでは、どの処理のどのメソッドがGCを起こしていたのかが簡単にわかるため、即座に原因特定が可能となりました。
 また、その処理を再実行したところ、事象が再現し、問題処理の改善につながりました。


<図1:特定メソッドのGCによる中断回数が302回、合計中断時間が874,200ms発生>


<図2:GCによる中断がトランザクションにどの程度影響を与えているか把握>

ES/1 NEO APM Dynatraceの導入効果

分析工数の大幅削減とテスト品質向上

 DynatraceのPurePathを使えば、数クリックでクラス、メソッド単位の分析、問題SQLの特定ができます。
 これまでのような、JVMログ、アプリログ、DBログを人手で分析する時間が不要となり、分析工数の大幅削減が実現できました。
 (GC発生時の例:人手で4時間 ⇒ Dynatraceで10分)
 また、これまで感覚的にとらえていた問題点を数値で明確化することで、性能テストの品質向上に効果を発揮しています。

今後の展望

予兆管理の実現による、問題を起こさせない仕組み

 Dynatraceの導入により、開発環境での事前テスト時の潰し込みが短時間でできるようになりました。
 今後は本番環境へもDynatraceを適用し、何かあった際の即時対応、予兆管理による性能問題を起こさせない仕組みを実現させたいと考えています。

<予兆管理例>
3か月連続でレスポンスが悪化傾向のアプリを発見し、問題発生前に改善するなど。