【6】運用コストの適正化

【6】運用コストの適正化

サーバ統合の実施計画をIIMに依頼
共通の尺度を利用して可視化、統合すべき対象サーバを的確に把握

きっかけ

サーバ統合計画が浮上

経営陣からの要請で、社内に散在する約800台のサーバを統合することになりました。重要なサーバについては稼動状況を把握しているものの、全サーバが対象となると統合すべきものはどれか、どこへ統合すべきかを的確に判断することができません。

特に重要度の低いサーバについては障害発生時のみ対応していた状況で、資源の使用状況を計測すら行っていませんでした。


システム部門の対応

第三者による客観的な判断が必要

メーカに相談をしたところ、そのメーカが納入したサーバの状況については報告してくれました。しかし、お客様の要望は複数メーカのサーバを同一尺度で表した報告書です。

お客様がまとめるには膨大な時間がかかることが想定される上に、各メーカに関する豊富な知識が不可欠です。さらに、メーカの報告内容を客観的に検証する手立ても持ち合わせておられません。

そこで、メーカに偏らず第三者の立場で評価をしてくれるIIMにお声掛けいただき、サーバ統合のアドバイスをさせていただくことになりました。



IIMによる性能評価

性能評価結果

ES/1を利用して、ピーク月である4月度の全サーバのシステム利用状況を洗い出しました。その際に、統合相手先を判断するために、サーバの処理能力順にCPU使用量を確認するグラフを利用しました。

(グラフ1:処理能力順TOP20のCPU使用量)


同時に、投資した金額に対する使用量をサーバ単位で昇順・降順に並べ、投資効率を判定していただく資料も提出しました。

グラフ2の例はCPUの使用量が低いサーバ順にWORST20を表示したものです。CPU使用量が低いサーバは、余剰な投資をしていることになるため、統合時や更改時のサイジングにあたり検討すべきです。

(グラフ2:サーバ処理能力グラフ使用量WORST20)



システム部門のご判断

対応策

IIMからの分析結果および提示内容を基に、お客様にて統合案を検討されました。

その結果、下記2点に基づきサーバ統合計画を策定され、実行されました。

①低負荷状態のサーバ群を洗い出し、統合対象とする。
②高負荷状態のサーバ群を洗い出し、必要な増強を行う。これは今後ES/1を使用して最適な増強案を策定する。

結果

的確なサーバ統合を実現

使用状況を把握できていなかった約800台のサーバを、短期間で的確に可視化することができました。

その結果、統合対象とすべきサーバはどれか、増強が必要なサーバはどれかといったサイジング計画を適切かつ容易に立案することができました。

結果的に150台程度のサーバを削減でき、現在は約650台のサーバにて稼働しておられます。統合によるコスト削減と運用経費が減少したとのことでご評価をいただいております。