株式会社 セゾン情報システムズ 様

株式会社 セゾン情報システムズ 様 導入事例

株式会社 セゾン情報システムズ 様

http://home.saison.co.jp/

システムサービスセンター システムサービス管理部
管理一課 
上野 邦明 氏

※ご部署、お役職は2011年当時のものです。

属人化した資源管理から脱却して、効率の良い、品質の高い、プロアクティブな資源管理を実現


会社概要

弊社は主要な事業として、センターマネージメントサービス、パッケージ製品開発、システム開発、アウトソーシング/ASPを手掛けています。その中のセンターマネージメントサービスでは、データセンターでお客様の重要なシステムをお預かりして、24時間365日に亘り安全かつ確実に運用するサービスを提供します。

キャパシティ管理の課題

ES/1導入以前は、独自ツールを使用してメインフレームの月次稼働報告書を作成していました。しかし、弊社のキャパシティ管理作業には下記の3つの課題がありました。

  1. 独自ツールを使用していたため作り込みが多く、メンテナンスが困難であった。
  2. 手作業が多いため、報告書の作成に15日間も掛かっていた。
  3. 分析する時間が十分確保できず、必要最低限の分析しか行っていなかった。

課題の解決

ES/1を導入することで、上記3つの課題を以下のとおり解決することができました。

  1. 独自ツールを使用していた頃は、システム変更に伴うツールのメンテナンス箇所が不明確であり非常に困難だったが、ES/1の導入によりメンテナンスが不要になった。
  2. 独自ツールでは手作業が必要な処理も多く、手動の編集作業に6時間を費やしており、報告書の完成におよそ半月の期間が必要だったが、ES/1の導入によりWord形式の報告書作成までを全自動で行うことができた。報告書は第一営業日に完成し、以前と比べスケジュールが前倒しになった。
  3. IIM社からのアドバイスによりメモリおよびデバイス関連の管理項目を追加した。さらに、報告書を毎月第一営業日に完成できたため、「資源定例会」を開催することでシステム資源の分析に時間を費やすことができるようになった。

ES/1運用の概要

弊社ではシステム資源の管理項目として、ES/1の標準であるPDLやSMF以外にも、プリンタやディスクの稼働状況も対象としています。そこで、プリンタやディスクの情報をES/1へ取り込み可能な形式にホスト側で変換を行って、ES/1個別プログラムを通して報告書を作成するという特殊な運用を行っています。(図1)

ES/1活用事例紹介

弊社のホスティングサービスにおいて、他業務と共用で資源を利用していただく「共用区画利用」という仕組みがあります。弊社ではお客様各社の業務をジョブ名先頭2桁で分類しており、お客様ごとにCPUの使用率を1時間単位で算出することができます。業務の追加や削除が発生する際には、ジョブをグルーピング化することで、きめ細かく迅速なシミュレーションを行うことが可能です。CPU使用率の推移を基にして、メインフレームをどこまでアップグレードまたはダウングレードすべきかということを予測できます。(図2)

ES/1導入のメリット

これまで述べましたとおり、弊社ではES/1を導入することで「メンテナンス性の向上」「報告書作成工数の短縮」「分析時間の確保と管理項目の拡充」といった数多くのメリットを享受することができました。
図1:ES/1運用の概要

ES/1標準のPDLやSMF以外のデータも、取り込み可能な
形式に変換することで取扱いが可能
図2:業務量が増加した場合のシミュレーション例

きめ細かく迅速なシミュレーションを行うことで、業務の増減に
伴うCPU使用率の変動状況を予測可能