製品サービス情報

お客様の声(MFシリーズ)

ES/1 NEO MFシリーズをご利用いただき、性能管理でメインフレームの最適化を実現された、お客様の事例をご紹介いたします。

株式会社セゾン情報システムズ

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システムサービスセンター システムサービス管理部
管理一課 
上野 邦明氏

属人化した資源管理から脱却して、効率の良い、品質の高い、プロアクティブな資源管理を実現

 

会社概要
弊社は主要な事業として、センターマネージメントサービス、パッケージ製品開発、システム開発、アウトソーシング/ASPを手掛けています。その中のセンターマネージメントサービスでは、データセンターでお客様の重要なシステムをお預かりして、24時間365日に亘り安全かつ確実に運用するサービスを提供します。

 

キャパシティ管理の課題
ES/1導入以前は、独自ツールを使用してメインフレームの月次稼働報告書を作成していました。しかし、弊社のキャパシティ管理作業には下記の3つの課題がありました。

 

1.独自ツールを使用していたため作り込みが多く、メンテナンスが困難であった。

2.手作業が多いため、報告書の作成に15日間も掛かっていた。

3.分析する時間が十分確保できず、必要最低限の分析しか行っていなかった。

 

課題の解決
ES/1を導入することで、上記3つの課題を以下のとおり解決することができました。

 

1.独自ツールを使用していた頃は、システム変更に伴うツールのメンテナンス箇所が不明確であり非常に困難だったが、
 ES/1の導入によりメンテナンスが不要になった。

2.独自ツールでは手作業が必要な処理も多く、手動の編集作業に6時間を費やしており、報告書の完成におよそ半月の
 期間が必要だったが、ES/1の導入によりWord形式の報告書作成までを全自動で行うことができた
 報告書は第一営業日に完成し、以前と比べスケジュールが前倒しになった。

3.IIM社からのアドバイスによりメモリおよびデバイス関連の管理項目を追加した。さらに、報告書を毎月第一営業日に
 完成できたため、「資源定例会」を開催することでシステム資源の分析に時間を費やすことができるようになった

 

ES/1運用の概要

弊社ではシステム資源の管理項目として、ES/1の標準であるPDLやSMF以外にも、プリンタやディスクの稼働状況も対象としています。そこで、プリンタやディスクの情報をES/1へ取り込み可能な形式にホスト側で変換を行って、ES/1個別プログラムを通して報告書を作成するという特殊な運用を行っています。(図1)

 

ES/1活用事例紹介

弊社のホスティングサービスにおいて、他業務と共用で資源を利用していただく「共用区画利用」という仕組みがあります。弊社ではお客様各社の業務をジョブ名先頭2桁で分類しており、お客様ごとにCPUの使用率を1時間単位で算出することができます。業務の追加や削除が発生する際には、ジョブをグルーピング化することで、きめ細かく迅速なシミュレーションを行うことが可能です。CPU使用率の推移を基にして、メインフレームをどこまでアップグレードまたはダウングレードすべきかということを予測できます。(図2)

 

ES/1導入のメリット

これまで述べましたとおり、弊社ではES/1を導入することで「メンテナンス性の向上」「報告書作成工数の短縮」「分析時間の確保と管理項目の拡充」といった数多くのメリットを享受することができました。

 

図1:ES/1運用の概要

ES/1標準のPDLやSMF以外のデータも、取り込み可能な形式に変換することで取扱いが可能

図2:業務量が増加した場合のシミュレーション例

ゲストOS毎のプロセッサ使用率

きめ細かく迅速なシミュレーションを行うことで、業務の増減に伴うCPU使用率の変動状況を予測可能



T&D情報システム株式会社

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テクニカルサポート一部 IT基盤管理一課
若山 博和氏

グループ・キャッピングを利用したCPU使用制限を行うことで、CPU使用料金を大幅に削減

 

会社概要
当社は太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命からなるT&D保険グループのITを支える会社として、システム開発から構築、運用まで幅広く手掛けております。その中で、太陽生命の個人保険システムが、今回の取り組み対象であるIBM社SYSTEMzで稼働しております。

 

背景・経緯
業務量の増加に伴い、CPUの使用量も合わせて増加しており、その結果ソフトウェアのCPU使用料金が年々増加している状況が発生していました。

当社のCPU使用料金は、WLC(Workload License Charges、IBM社 SYSTEMzの従量課金体系)によって課金されております。ソフトウェアの使用状況に応じて課金額が変動するため、ソフトウェア使用料金の削減が可能であると考えました。

 

当初は営業職員が保険設計書を作成するオンラインピーク時間帯(AM10:00〜11:30)を基準にCPU能力を設計しました。しかし、実際には月1回程度の特異日に高負荷の非クリティカル・バッチが稼働するため、ピーク時間帯以外が課金対象となり、目的と実態のアンマッチが発生していました。そこでこの状況を解消して、適切なWLC課金によるコスト削減を実現するために、これまでのハードウェア・キャッピングを取り止め、グループ・キャッピングを活用したキャパシティ制限を検討しました。

 

ハードウェア・キャッピングとは、キャパシティ制限用のCF区画を利用して擬似的な制限値を設けて課金対象外とすることができる手法です。ただし、CPUを制限値以上に利用できないという点がネックとなります。

 

グループ・キャッピングとは、複数区画をグループ化して、グループ内で合計された4時間の平均MSU値に対して制限をかける手法です。課金対象となる4時間平均のMSU値が制限値に達した場合は、その後のCPU使用を制限して制限値を超えないように制御します。

 

グループ・キャッピングによるメリットとして、4時間平均のMSU値が制限値に達しなければ、区画の制限値を超えてCPUを使用することができるという点があります。当社のピーク時間帯は4時間以内に終了するため、制限をかけた状態でも100%のCPUを使用することが可能となります。(図1)

 

キャパシティ制限としては、WLC課金を1,000万円削減することを目標に設計しました。過去の課金状況からMSU値を算出したところ、1割削減することで目標が達成できると判断しました。IBM社にMSUを1割削減した場合の料金を試算いただいたところ、1.700万円の削減が見込めるとの回答でした。システム稼働においてはES/1を使用して、さらにIIM社にMSU値の制限値見積りについてサポートいただき、問題ないことを確認しました。

 

評価

グループ・キャッピングの採用により、コスト削減効果としては、適用後1年間で約2,400万円を削減できました。当初IBM社の見込みでは1,700万円でしたが、それを上回る効果が得られました。CPUとしては、区画の制限値を超えて使用することができました。(図2)

 

今後の展望
IIM社の評価サポートを活用して、更なるMSU削減の実施を検討しています。今回、IIM社による第三者の視点で制限値を評価できたことは非常に有用でした。ES/1を用いて、業務特性、今後のCPU使用伸び率、余裕度を継続的に監視することで、詳細な制限値を設計する予定です。

 

図1:ハードウェア・キャッピングおよびグループ・キャッピング適用例

ハードウェア・キャッピングは制限値を超えて使用することが不可能 グループ・キャッピングは4時間平均が課金対象の制限値に達しないため、区画の制限値を超えて使用することが可能

図2:グループ・キャッピング適用前後比較

適用前:制限値(75MSU)を超えて使用できない
適用後:一時的には制限値を超えて(81MSU)使用することができる
      4時間平均で制限される為、MSU値は徐々に制限値に収束
      している



株式会社 神戸製鋼所

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別ウィンドウ http://www.kobelco.co.jp/
鉄鋼部門 技術統括部
担当部長 システムグループ長 清水 孝之氏

自社製リソース管理システムのブラックボックス化の解消

 

1905年に創立した弊社は設立100年を超える素材・機械メーカーで、鉄鋼製品が売り上げの約半分を占めております。鉄鋼部門のシステムは24時間365日の安定稼動が求められる大変重要なシステムであり、その運用管理を担当しているのは、弊社のシステム子会社でありますコベルコシステム株式会社です。

 

ES/1の導入検討のきっかけは、OSのバージョンアップです。バージョンアップを実施するにあたり、自作の各システムをメンテナンスする必要がありましたが、特に既存のCPU稼動実績管理システムは約30年前に開発されたことから、対応を行える人員が不足しているなどブラックボックス化していました。またメンテナンス自体にも多大な工数が掛かることが判明しており、対策検討が急務となりました。

 

元々所有する4台のメインフレーム機のうち、業務負荷の高い2台にはES/1を導入していました。アプリケーション業務の刷新による業務増加や、セキュリティ対策・J-SOX法対応のためのデータ蓄積に起因して、インフラ資源をより有効活用することで過度の設備増強を回避するためです。

 

ES/1を活用することにより、CPUやDiskなどの資源管理やジョブの稼動状況を調査・精査することで、稼動業務の重要度を把握でき、既存資源を有効活用できるようになりました。このことから分析機能が非常に充実していることと、ES/1が出力するレポートがグラフィックイメージになっており非常に見やすいことから、CPUの稼動実績管理を行っている既存の自社開発システムをES/1に置き換えようという検討が持ち上がりました。

 

そこで実際にES/1が既存システムと置き換え可能か検証してみたところ、全てのデータ収集においてES/1で行えることがわかりました。この結果を受けて、全マシンである4台にES/1を適用拡大し、全マシン同レベルでの性能比較、月報報告を行うことができるようになりました。

 

導入した効果としては大きく2点あります。まず保守面では、自社システムからパッケージに置き換えられたことで、定期的なバージョンアップやリリースアップなどのサポートを受けられ、安心して使用できるようになりました。今後更なるOSのバージョンアップがあったとしても、必要な対応を自分達で行う範囲がほとんどなくなります。 機能面では、これまでの表形式中心の稼動状況レポートがグラフ化されることで、状況の変化や問題点などが容易にわかるようになりました。またPWS(Performance Web Service)を使うことで、システムの稼動状況が遠隔地にいてもイントラの画面から確認することができるようになりました。

 

今後の展開として、まだ自社開発で行っているセキュリティ(RACF)ログの収集とレポート機能をES/1に全面的に置き換えたい、また障害の未然防止に努め、システムの安定稼動に繋げていきたいと考えております。

 

ゲストOS毎のプロセッサ使用量

PWSにより遠隔地からシステムの稼動状況を確認

ゲストOS毎のプロセッサ使用率

1ヶ月の稼動状況も一目で把握



株式会社NTTデータ

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第三金融事業本部 コミュニティバンキング事業部 信用組合統括部
内海 智志氏

仮想テープ装置のアクセス性能維持と安定稼動に向けて活用

 

弊社は中央省庁や地方自治体など公共分野のシステムから、金融、製造、流通、通信、医療・ヘルスケアなどの法人向けシステム、さらには業界横断的な社会インフラサービスまで、様々な分野で情報システムやサービスを提供しています。


弊社が提供する共同利用型バンキングシステムの1つである、全国信用組合共同センタと称するシステムの更改時に、仮想テープ装置を導入いたしました。この仮想テープ装置は、システムとしての位置づけが大変重要であることに加えて、その利便性から当装置を利用する業務が追加されやすく、データ量が増えやすい傾向にあるため、性能管理・分析の必要性が高いものでした。

 

しかし、仮想テープ装置が比較的新しいハードであったため、性能管理・分析のノウハウが不足しておりました。性能を把握するためのデータとして取得可能なものは数多くありましたが、管理・分析の効率化やお客様へ根拠ある報告や提案を行うために、必要なデータの選定や各種データの意味や関連性を整理する必要がありました。

 

そこで、仮想テープ装置の性能管理に必要なデータを、「アクセス性能」に関連するデータ、「収容能力」に関連するデータの2種類に分けて選定しました。定期的に監視すべき項目として、VTV(VirtualTapeVolume)マウント時間や仮想テープ装置のディスクであるVTSSの使用率等を選定しました。また、データ間の関連性を整理し、監視項目の値が悪化した際に、分析すべきデータについても選定しました。しかし24時間365日動くシステムのデータの抽出を、標準のユーティリティや独自のプログラムで行うと非常に煩雑なため、ES/1 NEO MFシリーズを活用することにいたしました。

 

ES/1 NEO MFシリーズを活用することで、下記2点の成果を得ることができました。1点目は、特定の時間帯で仮想テープ装置のレスポンス悪化が発生していることを把握し、原因の分析および対応を行うことができたことです。VTVマウント時間により、レスポンスが悪化していることを確認し、キャッシュヒット率とMVCマウント時間、リコール時間などを分析することで、仮想テープ装置のハードとしてのスペックを超えた負荷がかかっていることがわかりました。負荷を分散するため、マイグレーション運用を見直し、レスポンス悪化を防ぐことができました。2点目は仮想テープ装置のディスクであるVTSS使用率の低減が図れたことです。長期的な使用率を確認したところ、わずかに上昇傾向にあることがわかりました。そこで、性能管理データを基にES/1 NEO MFシリーズを使って予測を行うことで、マイグレーション対象の候補を選定することができ、今後のチューニング作業の指標になることも把握できました。

 

今後もシステムの安定運用のため、ES/1 NEO MFシリーズを活用し、問題の未然防止に取り組んでまいります。

 


ゲストOS毎のプロセッサ使用量

特定の時間帯で、目標数値を上回るレスポンス悪化が発生

ゲストOS毎のプロセッサ使用率

1年間の使用率グラフで、長期的な傾向を確認



いすゞシステムサービス株式会社

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運用サービス部 大森センター
リーダー 細川 公夫氏


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運用サービス本部 技術管理部
金子 桂太氏

25ヶ月分のデータを活用し効果的なキャパシティ計画を立案

 

弊社は、いすゞ自動車様のシステム部門として長年多くの経験と実績を積み重ね、1977年に創立されました。また、近年ではいすゞ自動車様以外にもグループ各企業のシステムも請け負い、各種ミドルウェアやプラットフォームの多様化に対応した運用の標準化が課題となってきております。


弊社ではIBMと富士通の2台のメインフレームを導入しており、ES/1は主にそれぞれのメインフレームの中長期的な稼働実績管理において活用しております。2003年にES/1を導入して以来、毎月の稼働報告書では、CPU使用率、メモリ使用率、ジョブの稼働実績、Diskの使用容量について、オンラインとバッチ時間帯に分けた上で25ヶ月分の各リソースの使用推移を出力しています。過去2年間の推移と現状を比較することで、前年同月や四半期前と比べてリソースの負荷が高くなってきているのか、それとも現在の負荷状況が一過性の現象なのかを正確に判断し、ハードウェアの更新時期の検討を早期に行える体制となっております。


また、IBMメインフレームと富士通メインフレームではOS標準の性能データに出力形式や項目などの違いがありますが、ES/1ではそれらの違いを吸収し、一元的な管理手法が確立されています。そのため、弊社で特別な作り込みをすることなく両機に共通の標準化された管理が可能となっており、限られたメインフレームリソースを最大限に活用する分析を定期的に行っております。


IBMメインフレームと富士通メインフレーム共に今年から来年に掛けてリプレースを 行っておりシステムの重要性はますます高まるばかりですが、今後もES/1とIIM社SEのサポートをうまく活用し安定したサービスの提供に取り組んでまいります。


NSKネットアンドシステム株式会社

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別ウィンドウhttp://www.nsk.com//
ネットワークソリューション部
マネージャー 小沼 秀之氏

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ネットワークソリューション部
セクションリーダー 庄子 吉幸氏

ゴールモード運用における適正なリソース配分を実現

 

ベアリング、自動車部品、精機製品の開発・製造・販売を手がけ、今年、創立90周年を迎える日本精工の完全子会社である弊社はグループ企業のシステムを一手に引き受け、開発から運用・保守サービスまでを提供しております。

 

事業活動のグローバル化に伴い、日本精工グループの海外販売拠点は24ヶ国、海外工場も約30ヶ所の規模となっており、まさに昼夜を問わないノンストップサービスが求められています。

 

システム環境としてはIBMメインフレームとオープンシステムサーバを導入し、基幹系から情報系まで幅広くシステムを構築しております。「ES/1 NEO MFシリーズ」は約15年前から導入し、以来IBMメインフレームのキャパシティ管理やパフォーマンス管理のために各種帳票、グラフを出力し、日々の稼働状況の確認に利用しています。

 

2005年5月にOS/390においてゴールモードを採用し稼働を始めましたが、各サービスクラス間でのリソース配分を適正に行えなかったために月次バッチジョブのスループットが低下したことがありました。その際に自分たちで原因分析にあたるのはもちろん、IIM社SEによる評価分析サービスを利用し原因の特定に取り組みました。

 

分析の結果、WLM(Workload Manager)のポリシーの設定を変更しスループットの改善を実現することができました。この分析以降、これまでの出力グラフに加えてサービスクラスごとの実行効率を計る指標である「PI値」の推移を出力し、同様の現象が再び発生しないように注意を払っています。

 

また、以前はES/1の出力結果は紙で印刷しておりましたが、現在は全てWebを利用した
「Performance Web Service」の機能を利用し、遠隔地からいつでも任意のタイミングで稼働状況の確認ができる体制を作っております。
さらに今年、10月にCPUをz9に入れ替え、更なるキャパシティプランニングが求められており、ES/1を活用しその要請に答えられたらと期待しております。


住生コンピューターサービス株式会社

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別ウィンドウ http://www.slcs.co.jp/
運用サービス部
マネージャー 樋野 光氏

開発部門との情報共有により、夜間CPU資源を効率的に活用

 

近年、日本社会の高齢化と外資系企業の進出により、生命保険に対するお客様のニーズ が多様化し、各社新商品や新サービスの開発に取り組んでいます。またインターネットやATMの利用により、お客様に長時間のオンラインサービスをご提供し、利便性の向上を図ることも重要になっており、システム面では処理量の増加、処理時間の集中化が課題となっています。この課題を解決すべく、「ES/1 NEO MFシリーズ」を使用して、システム資源管理をベースにした、計画的かつ効率的なシステム資源の活用に取り組んでいます。

 

住友生命のCPU資源の活用や増強の基本方針は、オンラインでの効率的な処理ができる必要資源を確保し、その資源を夜間処理ではできる限り効率的に活用することとなっています。そのため、夜間処理におけるCPU使用率の活用を中心として、資源管理を実施しています。具体的な管理方法としては、CPU資源使用状況の提供や、適用業務システムの安定稼働・資源有効活用および計画策定を行っています。このような情報をシステム開発部門と共有、相互協力の結果、資源面を意識して各種案件を効率的に迅速に対応できるようになり、個人保険システムを安定的かつ効率的に稼働できるようになりました。また、シミュレーション結果を元に、オンライン機より処理がクリティカルでない高負荷な処理をバッチ専用機に移設し、システムの安定稼働をさせながらトータルコストの削減を図ることもできました。

 

情報共有としてして使用しているES/1のPerformance Navigatorはビジュアル的に、資源使用状況を確認できるため、資源面での問題の有無、各種対応の妥当性を上位職に説明するのにも、非常に役立っています。それ以外にも、ES/1を活用してリアルストレージ・バーチャルストレージ・チャネル使用率の分析も実施しています。

 

資源管理手法は、ビジネス環境の変化や目的の変化によって、求められるものも随時変化します。今後も、ES/1で取得できるデータを駆使して、資源管理手法の見直しや、レベルアップを実施していこうと考えています。


第一生命情報システム株式会社

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基盤システム本部 システム基盤グループ
アナリスト 井上 勝氏

ポイントを絞った弊社独自のキャパシティ管理を実現

 

弊社は、1999年の創立以来、第一生命グループを最大の顧客として、最先端のITを駆使した様々なソリューションを提供してまいりました。また、第一生命グループに加え、一般の市場においても、これまで培ってきたシステム開発の高い技術力を活かし、“お客様最適”を基本方針に掲げ、お客様のニーズにお応えしています。

 

弊社では、10台のメインフレームサーバで20以上のシステム(OS)を稼働し、基幹システムの運用および構築をおこなっております。システムのキャパシティ・パフォーマンス管理の重要性と、ビジネス環境の変化に伴うお客様へのサービスの多様化によるシステム稼働評価や報告書作成の迅速性から、2000年にシステム稼働管理用プロダクトとしてES/1を全システムに導入しました。導入時には、稼働報告書作成において、弊社独自で作成していたグラフが出力できないという課題がありましたが、IIM社にサポート頂き、カスタマイズをすることで従来のグラフに付加価値をつけた報告書にすることができました。

 

ES/1を導入した結果、システムの安定稼働をはじめ、的確な投資計画立案やCPU統合による効率化を実現できたことに加え、システム稼働評価や報告書作成における省力化(報告書作成工数が2.5人/日から0.9人/日へと約1/3に削減)も達成し、想定していた以上の効果を得ることができ、非常に満足しています。

 

導入以来、毎月1回継続的に実施している月次報告会では、月間および処理ピーク日のCPUやストレージ使用率の推移状況、TSOトランザクション応答時間、チャネルビジー率などについて評価を行い今後のチューニングやシステム計画の検討を行っています。また、IIM社にも毎回ご参加いただき、豊富な経験と情報を基に客観的な視点で弊社システムを評価していただいております。

 

今後もES/1を活用し、システムの安定稼働維持向上に向けて取り組むとともに、キャパシティプランニング技術の向上や技術者の育成にも力を入れていく所存です。