■メインフレーム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO MFシリーズ」導入事例

IIMコンサルティングによるコスト削減事例をご紹介します。

  • ベンダー提示の統合案ではピークや業務特性が加味されていない
  • 業務やピーク特定の分析

きっかけ

ディスク容量不足の懸念

中期計画策定に際し、システムの設備計画を立案したところ、ディスク容量が不足する可能性が出てきました。

システム部門の対応

メーカからの提案


メーカに相談をしたところ、約2,500万円のディスク装置の増設を提案されました。しかし、増設を提案する明確な根拠が提出されませんでした。

そこでディスクを増設する前に、まずは現在のディスク使用状況を見直し、不要なデータセットを削除することで、使用可能な領域を増やすことを検討しました。その際にIIMへディスク使用状況の分析依頼があり、お手伝いをさせていただくことになりました。

IIMによる性能分析

業務毎にディスクの使用状況を確認

各業務におけるディスクボリュームの使用状況を把握するため、システム名およびサブシステム名ごとに、参照領域(1年未満)、未参照領域(1年以上)および未使用領域の内訳を確認しました。

(グラフ1:業務毎のディスクスペース使用量)

ボリューム単位に使用状況を確認

次に、ボリューム単位でデータセット使用状況を確認しました。その結果、1年以上未参照のディスクスペースが各ボリュームに10%~50%存在することが分かりました。

(グラフ2:ボリューム毎のディスクスペース使用量)

データセットの利用状況を確認

さらに、1年以上未参照のディスクスペースの詳細について、ES/1のリストでボリューム単位にデータセットの利用状況を確認しました。

(図3:データセットの利用状況)

システム部門のご判断

データセットの削除、退避を実施


各データセット作成担当者に、分析で使用した上記データを配布し、作成担当者がデータの性質等をベースに削除、退避の可否を判断し実行
しました。

その結果、使用可能な領域を拡張することができ、ディスクの増設を先送りすることができました。

結 果

結果

約2,500万円のディスク増設費用を回避

ES/1の標準機能だけではなく、お客様のご要望に合わせたグラフを適宜作成して、ディスク装置の現状分析およびメーカ提案の検証を行うことで、比較的影響の少ないデータセットを削除、退避できました。その結果、予定されていたディスク装置の増設を先送りでき、約2,500万円の費用発生を回避できました。

今後さらに2回目の分析を行う予定で、削除、退避対象でありながら今回対応できなかったデータセットも含めて、再度データセットの削除、退避を行う予定です。結果として、今後増設予定のディスク本数を削減し、コストを抑制する予定です。