コスト削減

メモリー増強費用の抑制

お客様からの注文処理が遅延 チューニングにより、メモリー増設必要(約3,000万円)を抑制

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

きっかけ

システム部門へクレーム

お客様からの注文処理が遅延する事象がたびたび発生し、システム利用ユーザ(営業部門)からクレームが多発しました。 
システム部門としては、障害の頻度が高いため障害の一時対応に追われ、真因の追及、再発防止策まで手が回らない状況でした。

 

 

システム部門の対応

対応策を検討

この事象を情報システム部門で検討した結果、改善策としてメモリーの増設を決定しました。
(メモリー増設+作業費:約3,000万円)

システム部門からIIMへ問い合わせ

IIMへ性能評価(改善案の提示)の依頼をいただきました。

 

 

IIMによる性能評価

ES/1による性能評価を実施し、出力されたチューニングヒントとSEコンサルティングの結果、以下3点が判明しました。

 

1.ページングの多発

問題の事象が発生している際、メモリー不足のためページングが多発し、遅延が発生していることが判明しました。
cost_01_01
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(グラフ1:メモリー不足とページングの多発を確認)

 

2.不適切な物理メモリーの割り当て

物理メモリーの割り当てがデフォルト値のままに設定されており、業務特性に合致しない利用となっておりました。

3.Oracleセッション数の増加

Oracleセッション数(接続ユーザ数)が増加傾向であることがわかりました。
システム部門からシステム利用ユーザ(営業部門)に利用方法をヒアリングされたところ、一度ログインをすると夕方の業務終了まで画面を終了されない(立ち上げっぱなし)ケースが多いことがわかりました。
このシステムの構造上、利用後は画面終了しなければセッションが残ってしまい、ひいてはメモリーの無駄な利用に繋がります。延命のためには、ユーザ部門の利用方法を指導する必要があります。

 

 

システム部門のご判断

IIMから提案した2点を実施いただきました。

 

その後、処理遅延の原因となるページングはほとんど発生しなくなりました。
また、Oracleセッション数の増加も抑えることができました。
cost_01_02
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(グラフ2:ページングがほとんど発生していないことを確認)

 
結果
システムは安定稼動し、半年後の置き換えまで注文処理が遅延する事象は一度も発生しませんでした。
今回のことをまとめると下記のとおりとなります。

 

メモリーチューニングとユーザ指導で遅延を回避できました。

処理遅延を改善するためのメモリー増設費用(約3,000万円)は不要となりました。

 

このように費用をかけずにシステム延命が成功しました。

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