■オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

会社概要(出光興産株式会社について)

当社はエネルギーの安定供給を実現するために、石油製品の製造、販売をはじめ、石油開発やアグリバイオ事業など、多くの事業を展開しています。

武藤 晃 氏情報システム部 グループITセンター
インフラ運用課
課長 武藤 晃 氏

※ご部署、お役職は2010年当時のものです。

資源管理確立への取り組み

メインフレームについては、蓄積した運用ノウハウがあり性能面の問題もなく安定的に運用していますが、一方サーバについては管理対象が600台と非常に多く、OSやミドルウェア、パッケージが多岐に亘っているため、稼働状況の把握や問題対応に時間を要していました。
そこで、障害の未然防止による運用品質の向上と、資源の有効活用によるコスト削減を目的に、資源管理業務の見直しに取り組みました。

資源管理ツールの選定

40台の主要なサーバには稼働情報収集ツールを導入していましたが、その後追加導入された基幹系システムなどの重要サーバも稼働情報の収集および蓄積が必須であることから、運用工数とコストを重視してツールを再検討いたしました。

検討の結果、導入が容易で、データ加工の手間がなく、チューニングポイントを自動提示してくれる点に大きなメリットを感じ、ES/1を300台のサーバに導入することを決定いたしました。また、サポート面も非常に充実しており、IIM技術者による個別分析や無償セミナーが、サポート内で提供されることも決め手となりました。

ES/1 CSの活用事例

1)CPU負荷の改善による障害の未然防止
日次の稼働確認として、CPU使用率については「恒常的に高負荷になっているもの」「突発的に高負荷になっているもの」という観点で確認しています。

ES/1導入直後、CPU使用率を高い順に表示したグラフ(図1)において、上位にランクインされたサーバの稼働状況を日次グラフで確認したところ、ウィルススキャンサービスの暴走でCPU使用率が高くなっていることを検知できました。その処置としてサーバを再起動し、システム障害を未然に防止することができました。(図2)

2)統合対象サーバの選定
600台のサーバを350台に統廃合する計画の推進にあたり、対象サーバの選定にES/1を活用しました。3ヶ月程度のデータを蓄積後、CPU、メモリ、I/Oに関する計12の指標について負荷状況を分析しました。その結果、統合対象となる稼働率の低いサーバを的確に選定することができました。 

図1.全サーバのプロセッサ使用率

図1.全サーバのプロセッサ使用率
CPU使用率の高いサーバから順に並べることで、複数サーバの稼働状況を一目で把握

図2.ユーザ・コマンド毎のプロセッサ使用率(Windows)

 図2.ユーザ・コマンド毎のプロセッサ使用率(Windows)
特定サービスの暴走を発見し対応したことで、障害を未然に防止

ES/1 CSの導入効果

ES/1を導入したことで、稼働状況の調査工数が大幅に削減し、分析業務に専念できるようになりました。
このように、従来多かった事後対応から事前対応をすることにより、資源不足による障害も前年度より確実に減少しました。また、サーバの統合計画も順調に進展しており、今後コスト削減にも大きな効果があると感じています。

お客様プロフィール

出光興産株式会社
URL:http://www.idemitsu.co.jp/

※2010年掲載