運用部門の効率化、負荷の低減

ガバナンスとリスク&コンプライアンス

株式会社毎日新聞社 様

目指していた精度の高いIT資産管理を実現 秘訣はツールの使いやすさと運用定着化までのサポート

統合エンドポイント管理ソリューション 「LANSCOPE」導入事例

課題

  • 利用していたIT資産管理ツールのUIが使いづらい
  • 販売代理店のサポート不足により有効活用できない
  • 管理対象となる端末の一部にしか展開できていない
  • 管理台帳に不備が多く、棚卸しで複数端末の行方が分からないことも
  •  

効果

  • UIが使いやすく、直感的に操作ができるように
    充実したサポートで疑問点や不安が解消され、有効的な運用が可能に
    全端末への導入&作業工数の大幅削減を達成
    台帳元となるcsvの人事データの取り込みが可能に。適切な管理を実現

使いやすいツールと充実したサポートで精度の高いIT資産管理が可能に

毎日新聞社では他社製のIT資産管理ツールを利用していましたが、ユーザーインターフェースが使いづらい、販売代理店のサポート不足などの問題があり、有効活用や適切な管理ができていないといった課題がありました。
そういった課題を解決すべく、 「LANSCOPE」を選定・ご導入いただいた経緯や効果について、お話を伺いました。

 

 

お話を伺った方

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株式会社 毎日新聞社

制作技術局 技術センター
運用担当技術課長 

塚田 重博 氏

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技術センター
マネジャー 

久保 玲 氏

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技術センター

寺島 夢乃 氏

会社概要

まず、御社と皆様の役割について教えてください

 

弊社は、2020年に創刊150年を迎える国内で最も長い歴史を持つ新聞社です。「報道に近道はない」を合言葉に、ねばり強い取材活動を展開し、政治・経済・外交・社会問題・コラムなどのニュースを発信し、「毎日ジャーナリズム」を実現しております。

「毎日ジャーナリズム」の実現のための記者の取材、組版、工程管理、印刷、Webニュース配信など、新聞制作からニュースがお客様に届くまでのすべての仕組みを支えているのが、私どもの技術センターです。

 

 

導入ときっかけ

他社製のIT資産管理ツールを利用していましたが、ユーザーインターフェースが使いづらい、販売代理店へ問い合わせても反応が悪いなどの問題があり、有効活用ができていませんでした。その結果、管理対象となる計4,000台のうち部分的にしか展開できておらず、年に一度の端末の更新作業においても管理台帳に不備が多いため、複数端末の行方が分からないなどの課題がありました。

そんな時、IT資産管理ツールの更新と端末の更新のタイミングが重なったため、新しい製品を検討することにしました。

 

 

選定方法と決め手

LANSCOPEを含む4製品を対象として検討を開始しました。これまで、製品の選定は個人任せになっており、部内での連携ができていない部分があったので、今回はプロジェクトチームを組み、検討をスタートいたしました。
 
全製品トライアルにて検証をしましたが、LANSCOPEは他社製品と比べ、インターフェースが非常に使やすかったです。直感的に操作ができたので、試用期間中に何度も問い合わせることなく使用できました。また台帳元となるcsvの人事データを取り込むことができるため、スムーズな運用をイメージできました。
 
そして、IIMさんから非常に熱心な提案を頂いた事がとても印象的でした。毎日のように通って頂き、私たちの課題理解を理解し、無理な要望にも丁寧に対応いただきました。
 
不明点や状況の確認を細かく行っていただいたことで安心感があり、導入後のサポートへの期待も膨らみました。
 
最終的に、IIMさんより、「製品の定着化まで責任をもって支援する」というご提案があり、今度こそツールの効果を出せるのではと思い、導入の決め手となりました。

 

導入効果

選定後、ご提案通り週に一度、半年間にわたりIIMさんと、開発元のMOTEXさんにもご協力を頂き、定例会を実施しました。
初期導入から運用定着化まで、疑問点や不安を解消しながら進められたことで、ツールにも慣れ、今では本格的に運用を開始しています。

端末へのインストールにおいても、これまではキッティング時に一台ずつ技術センターにて対応していたのが、ユーザー側でインストーラーをダウンロードしてクリックするだけでインストールが可能となり、作業工数が大幅に削減できました。

 

全端末にLANSCOPEが導入できたことで、リース期限の管理やアプリケーションのライセンス管理も今後は適切に管理できるようになるため、コスト面の問題も解消できると期待しています。

 

 

今後の展望

現在はIT資産管理を目的にLANSCOPEを使用していますが、今後は操作ログやPC稼働状況取得機能を使って、多方面で活用していきたいと考えています。
 
例えば操作ログは、セキュリティインシデントが発生したとき、それが何の操作によって引き起こされた事象なのかといった把握に利用していく予定です。
 
また、会社としては今後、在宅勤務制度を取り入れていく方針ですが、技術センターとしてもLANSCOPEでPC稼働状況が確認できるため、そのような働き方改革の支援も行っていきたいと考えています。

 

これからが活用の本番となりますので、今後も、IIMさん、MOTEXさんのサポートに期待しています。
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左から、久保氏、寺島氏、近藤氏(技術センター/技術管理部長)、塚田氏

 
 
 
2019年3月掲載
株式会社毎日新聞社 様

社名

株式会社毎日新聞社

事業内容

日刊新聞の発行、雑誌や書籍の発行、デジタルメディア事業の展開、スポーツや文化事業の企画開催、その他各種の事業

設立

1872年2月21日

従業員数

約2,000人

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