タイムリーな情報共有

システムの稼働状況の把握

性能管理にかかる工数の削減

株式会社NTTデータ 様

ES/1によりサービスやビジネスを意識した キャパシティ管理を実現

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

課題

限界測定をしたい

効果

報告書提出の迅速化により安心感を得られた
自身の業務に近い情報を出力でき、様々な判断材料として活用できる
資料作成の工数を大幅に削減でき、分析や評価に時間を有効に活用できる
お客様が把握しやすい情報を指標としたグラフを作成したことにより、お客様との意思疎通が容易になり、業務ごとの特性を明確にすることができた

株式会社NTTデータについて

弊社は日本最大のSIerであり、様々な業種のお客様におけるIT部門のお手伝いをさせていただいております。

 

 

お話を伺った方

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株式会社NTTデータ

 

流通・サービス事業本部
村松 亜修 氏

ES/1によりサービスやビジネスを意識したキャパシティ管理を実現

私が所属している部署は、流通や小売業界のお客様を担当しており、コンビニエンスストアで展開しているMMK(マルチメディアキオスク)サービスのシステム運用や、MMKサービス端末に関わるアプリ・ハード・ネットワークの開発運用、サービス資材(コンテンツ)の最新化を行っています。
 
システム構成はWindows上にIISと.NET Frameworkを搭載し、DBサーバはLinuxでOracleを搭載しております。
 
運用フェーズにおいて直面した課題に対し、限界値の把握と性能管理の取り組みを開始すると同時に、弊社内のキャパシティ管理専門チームへアドバイスを求めました。
 
すると、IIM社の「ES/1 NEO CSシリーズ」を紹介されたため、トライアル環境において限界測定を実施する際に、ツールおよびIIM社の支援を検討することになりました。
 
負荷を段階的に与えた性能試験による限界点予測を行い、同時多重アクセスによる限界点の発見と、潜在的ボトルネック(システム処理特性)の把握を目指しました。
 
その結果、

(1)対象とした特定コンテンツの処理限界値の把握

(2)処理限界を迎えた際には、試験機であるWEB/APサーバのCPU使用率がボトルネックになることが判明

 
以上2点の成果が得られました。
 
また、分析資料作成が簡単で内訳が表示でき、IIM社の充実したサポートに満足したため、ES/1を採用いたしました。それに伴い、サービスレベルの計測ができることから、お客様とSLM(サービスレベル管理)の合意に至りました。
 
ES/1の導入効果として、お客様側では、報告書提出の迅速化により安心感を得られること、自身の業務に近い情報を出力でき、様々な判断材料として活用できることなどを感じていただいております。
 
また弊社側でも、資料作成の工数を大幅に削減でき、分析や評価に時間を有効に活用できることや、お客様が把握しやすい情報を指標としたグラフを作成したことにより、お客様との意思疎通が容易になり、業務ごとの特性を明確にすることができました。
 
これにより、リソース中心のキャパシティ管理から脱却し、サービスやビジネスを意識したキャパシティ管理に取り組めています。
 
今後、四半期ごとの性能評価時に拡張の要否を判断することや、設計だけでも先にやっておくことで、スムーズに構築ができるようにお客様と段取りを進めています。

 

 

2009年掲載
※ご部署、お役職は2009年当時のものです。
会社ロゴなし

社名

株式会社NTTデータ

事業内容

テクノロジーコンサルティング&ソリューション分野
公共・社会基盤分野
金融分野
法人分野
技術革新統括本部

設立

2022年11月1日

従業員数

国内グループ:28,231人(単体:11,955人)※2020年3月31日現在

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