性能管理ソフトウェア ES/1 NEOシリーズでのパフォーマンス管理やIIMのコンサルティング実績にもとづいた、パフォーマンス管理のエッセンスや技術情報、導入事例などの情報をご紹介します。

ES/1 NEO 新バージョンV05L13R1のご紹介

2015/02/18掲載

2月2日(月)にES/1 NEOの新バージョンV05L13R1をリリースいたしました。今回は、新バージョンでの更新内容について、ご紹介させていただきます。

 

ES/1 NEO CSシリーズ

Tomcat への新規対応

Tomcat Application Server に対応し性能管理が行えるようになりました。
CS-Javaにて各種性能情報を収集した上で、グラフ作成、データ評価、限界値チェック、状態チェックの実行が可能となります。

<対応バージョン>
・Apache:Tomcat 7.0
・Apache:Tomcat 8.0

<主な取得項目>
・JVM情報
ヒープ領域の使用量/サイズ/最大設定値(Byte)
非ヒープ領域の使用量/サイズ/最大設定値(Byte)
Scavengeガベージコレクション情報/フルガベージコレクション情報

・サーブレット情報
サーブレット実行回数/実行時間
サーブレットエラー回数

・スレッドプール情報
使用中スレッド数/プール中スレッド数
スレッドプールの初期設定値/最大設定値

<サンプルグラフ>

<図1:Tomcat JVMヒープ使用状況>

<図2:Tomcat ガベージコレクション実行回数>

<図3:Tomcat サーブレット毎の実行回数>

<図4:Tomcat スレッドプール使用状況>

新項目への対応と対応環境の拡張

下記の統計情報項目に新たに対応しました。本項目を使用したグラフを作成する場合には、Acquire9.2でのデータ収集、Control Center 9.2でのデータ変換、及びカスタマイズクエリーの作成が必要となります。

<主な追加項目>

・Linux/AIX
ネットワーク情報
― 送信パケット数/受信パケット数
― 送信エラー数/受信エラー数

・Linux
メモリー
― Active/Inactive

・Oracle
Oracleテーブルスペース情報
― 総サイズ(MB)
― 空サイズ(MB)
Oracleシステム
― SGAメモリーの総量(Bytes)
― REDOログバッファのサイズ(Bytes)

また、下記の環境にも新たに対応しました。

製品名:CS-Hyper-V
追加された対応環境:Microsoft Windows 2012 R2

データ管理機能の拡張

① データのバックアップ・クリーンアップ運用機能の提供
指定されたサイト/システムのデータを、指定期間分バックアップ(zip圧縮)/クリーンアップ(削除)する機能を追加しました。

② 冗長化システム構成(Active/Standby構成グループ)のデータ状態チェックに対応
冗長化システム構成を意識した上で、データの欠損/更新チェックを行う機能を追加しました。

③ データ状態チェック結果通知方法の追加
データ状態チェック機能において、検査結果の通知方法を2種類追加しました。

<追加された通知方法>
・認証機能付きメール
従来のメール発信機能では対応できなかった認証機能付きメールでの発信が可能

・Windowsイベントログ
イベントログを監視する監視ツール等との連携が可能

 

ES/1 NEO MFシリーズ

CONNECT機能の追加(対応メーカ:IBM、富士通、日立、NEC)

CONNECTは、任意のアプリケーションから出力されたデータを、ES/1で取扱い可能なデータ形式に変換するプログラムです(プログラム名:pnetcmgx)。変換されたデータは、Performance Navigatorに取り込み、グラフや報告書作成、及びPerformance Web Serviceへアップロードすることができます。この機能により、パフォーマンスデータで取得できるリソース情報やジョブ情報などとともに、独自のデータを一元管理することが可能になります。

ES/1ライセンス :MF-ADVISOR

<サンプルグラフ>

<図1:月間総プリント量の推移>

<図2:時間ごとのディスク容量推移>

新規プロセジャ「DB2TRC00」の追加(対応メーカ:IBM)

IBM DB2で処理される課金情報を入力としSMFデータを集約することなく、DB2の利用状況をPLANまたはパッケージ単位で出力するプロセジャです。問題発生時のトレース調査や、CPU時間の長いトランザクションの管理にご利用いただけます。

「DB2TRC00」の概要

入力データ :SMFタイプ101(DB2課金情報) IFCID 003、239
アウトプット :桁位置固定形式、またはCSV形式
ES/1ライセンス :MF-ADVISOR、MF-DB2
対応バージョン :V8.1、V9.1、V10.1

<DB2TRC00出力サンプル>
■桁位置固定形式

■CSV形式

CICSへの対応

IBMオンライン・サブシステムCICSについて、下記3点の機能強化を行いました。
今回の機能強化により、レスポンス時間の長いトランザクションの把握や、その問題分析が容易に行えるようになります。

①新規プロセジャ「CICSTRC0」の追加(対応メーカ:IBM)
CICSで処理されるトランザクションデータについて、トランザクション単位にCICS応答時間の内訳とDB2の利用状況を出力するプロセジャです。問題発生時にトランザクション単位のトレース調査を行うことができます。

「CICSTRC0」の概要

入力データ :SMFレコードタイプ110 サブタイプ1
データクラス 1 :辞書レコード
データクラス 3 :トランザクションレコード
アウトプット :桁位置固定形式、またはCSV形式
ES/1ライセンス :MF-ADVISOR、MF-CICS
対応バージョン :V1.3、V2.2、V3.2、V4.1、V4.2

<CICSTRC0出力サンプル>
■桁位置固定形式

■CSV形式

②リージョン単位に集約する機能の追加(PNAVCICSプロセジャ)
「リージョン+種別」の組み合わせで集約する機能を追加しました。
リージョン内で実行される、トランザクション、LU、端末、ユーザID、プログラム単位にトランザクション件数やレスポンス時間の内訳をインターバル毎に出力します。またトランザクションやLU名等を任意にグループ化することも可能です。

ES/1ライセンス :MF-MAGIC、MF-CICS

③標準グラフへの対応
上記PNAVCICSの拡張に伴い、CICSの評価・解析を支援する標準グラフを追加しました。
ご利用の際は、Performance Navigatorの「報告書テンプレート設定(2/2)」画面のグラフ選択肢「CICS」よりグラフを選択して下さい。

ES/1ライセンス :MF-MAGIC、MF-CICS

<サンプルグラフ>

<図3:CICSトランザクション応答時間(応答時間順)>

<図4:CICS特定トランザクション応答時間>

<図5:CICSトランザクション稼働状況TOP30(応答時間順)>

 

ES/1 NEO CS/MFシリーズ共通

Performance HomePageのサポート終了

Performance HomePageの提供終了に伴い、V05L13からサポートも対象外となります。