ホスト毎のCPU使用率
皆さまこんにちは、IIM サポートチームです。
このブログでは、Dynatraceの最新機能や便利な使い方を、気軽に読めてすぐに役立つ形でご紹介しています。
本記事ではDynatraceのDashboardsで使えるVariablesをご紹介します。
Variablesは、Dashboards内で利用できる「変数」です。
ホスト名やサービス名などの値を変数として定義し、グラフやタイトル、フィルタ条件などで共通利用できる機能です。
ダッシュボードを複数作成する手間を省きながら、分析対象を柔軟に絞り込めるため、
分析や運用効率の向上に役立ちます。
Dashboardsで[+] > [Variable]をクリックします。
あとは用途に応じて変数名や変数の内容を設定するだけです。
「それは分かるけれど具体的に何を設定すれば…」という方は、ぜひ後半の設定例をご覧ください。
まずは簡単な例として、「ホスト毎のCPU使用率」の変数設定に挑戦してみましょう。
これができれば「○○毎の△△」系グラフに幅広く応用できます。
任意の方法で「ホスト毎のCPU使用率」グラフを作成します。
初めての方は、[+] > [Metrics]から新規作成する方法がおすすめです。
あるいは、[DQL]を選択し、以下のDQLをコピーペーストしてご利用ください。
timeseries { avg(dt.host.cpu.usage), value.A = avg(dt.host.cpu.usage, scalar: true) }, by: { host.name }
作成したグラフのDQLをコピーします。
[+] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、[DQL]から確認できます。
[+] > [Variable]をクリックし、以下5か所を設定します。
・変数名: あとで使用するので分かりやすい名前に設定
・Type: [DQL]を選択
・Data: コピーしたDQLを貼り付け
・Display settings: [Multi-select]を有効化(複数選択に対応)
・Default value: [*](全選択)
そしてここがポイントです。
DQLをそのまま使うのではなく、重複排除の「dedup」と特定フィールドだけを表示する「fields」を使います。
[Run]を実行するとVariableの完成です!
作成したVariableをグラフに適用します。
[+] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、3点リーダーから[Create DQL tile]を選択します。
DQLに「filter」句を追加し、Variableをグラフ設定に組み込みます。
[Multi-select]を有効化している場合は、「in」句を使うことで複数選択に対応できます。
Variableのプルダウンからホストを選択すると、表示が切り替わります。
検索窓も利用できるため、対象が多くても簡単に絞り込めます。
実はタイトル部分にもVariableを埋め込めるので、必要に応じてお試しください!
「ホスト毎のCPU使用率」グラフでのVariable設定はうまくできましたでしょうか?
この仕組みは様々なグラフに応用できます。
サービス毎のレスポンス時間、ユーザー毎のアクセス件数、SQL毎のエラー件数、など、
Variablesを使って柔軟な分析にお役立てください。
#87 ダッシュボードをもっと便利に!Dashboards「Variables」機能のすすめについては、以上となります。
お読みいただきありがとうございました!
※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.342