DynatraceTips

#87 ダッシュボードをもっと便利に!Dashboards「Variables」機能のすすめ

作成者: IIMサポートチーム|Aug 2, 2026, 10:00:00 PM

ホスト毎のCPU使用率

 

 

皆さまこんにちは、IIM サポートチームです。

このブログでは、Dynatraceの最新機能や便利な使い方を、気軽に読めてすぐに役立つ形でご紹介しています。

 

*文中、斜体になっている単語は Dynatrace 画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
 例)ServiceHost など
*青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています

 

本記事ではDynatraceのDashboardsで使えるVariablesをご紹介します。

 

Variablesは、Dashboards内で利用できる「変数」です。
ホスト名やサービス名などの値を変数として定義し、グラフやタイトル、フィルタ条件などで共通利用できる機能です。
ダッシュボードを複数作成する手間を省きながら、分析対象を柔軟に絞り込めるため、
分析や運用効率の向上に役立ちます。

 

利用手順

Dashboardsで[] > [Variable]をクリックします。


 

 

 

あとは用途に応じて変数名や変数の内容を設定するだけです。

「それは分かるけれど具体的に何を設定すれば…」という方は、ぜひ後半の設定例をご覧ください。

 

 

 

 

設定例 ホスト毎のCPU使用率

まずは簡単な例として、「ホスト毎のCPU使用率」の変数設定に挑戦してみましょう。

これができれば「○○毎の△△」系グラフに幅広く応用できます。

 

① 元となるグラフを作成

任意の方法で「ホスト毎のCPU使用率」グラフを作成します。

初めての方は、[] > [Metrics]から新規作成する方法がおすすめです。

あるいは、[DQL]を選択し、以下のDQLをコピーペーストしてご利用ください。

timeseries { avg(dt.host.cpu.usage), value.A = avg(dt.host.cpu.usage, scalar: true) }, by: { host.name }

 

 

 

 

② DQLをコピー

作成したグラフのDQLをコピーします。

[] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、[DQL]から確認できます。

 

 

 

 

③ Variableを設定

[] > [Variable]をクリックし、以下5か所を設定します。

 

・変数名: あとで使用するので分かりやすい名前に設定

・Type: [DQL]を選択

・Data: コピーしたDQLを貼り付け

・Display settings: [Multi-select]を有効化(複数選択に対応)

・Default value: [*](全選択)

 

 

 

 

そしてここがポイントです。

DQLをそのまま使うのではなく、重複排除の「dedup」と特定フィールドだけを表示する「fields」を使います。

[Run]を実行するとVariableの完成です!

 

 

 

 

④ グラフ設定の変更

作成したVariableをグラフに適用します。

[] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、3点リーダーから[Create DQL tile]を選択します。

 

 

 

 

DQLに「filter」句を追加し、Variableをグラフ設定に組み込みます。

[Multi-select]を有効化している場合は、「in」句を使うことで複数選択に対応できます。

 

 

 

  

Variableを使ってみる

Variableのプルダウンからホストを選択すると、表示が切り替わります。

検索窓も利用できるため、対象が多くても簡単に絞り込めます。

実はタイトル部分にもVariableを埋め込めるので、必要に応じてお試しください!

 

 

 

 

  1. まとめ

  2. 「ホスト毎のCPU使用率」グラフでのVariable設定はうまくできましたでしょうか?

この仕組みは様々なグラフに応用できます。

サービス毎のレスポンス時間、ユーザー毎のアクセス件数、SQL毎のエラー件数、など、
Variablesを使って柔軟な分析にお役立てください。

 

#87 ダッシュボードをもっと便利に!Dashboards「Variables」機能のすすめについては、以上となります。 
お読みいただきありがとうございました! 

※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.342

 

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