ホスト毎のCPU使用率

 

2026.08.03

#87 ダッシュボードをもっと便利に!Dashboards「Variables」機能のすすめ

目次

開く

     

    皆さまこんにちは、IIM サポートチームです。

    このブログでは、Dynatraceの最新機能や便利な使い方を、気軽に読めてすぐに役立つ形でご紹介しています。

     

    *文中、斜体になっている単語は Dynatrace 画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
     例)ServiceHost など
    *青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています

     

    本記事ではDynatraceのDashboardsで使えるVariablesをご紹介します。

     

    Variablesは、Dashboards内で利用できる「変数」です。
    ホスト名やサービス名などの値を変数として定義し、グラフやタイトル、フィルタ条件などで共通利用できる機能です。
    ダッシュボードを複数作成する手間を省きながら、分析対象を柔軟に絞り込めるため、
    分析や運用効率の向上に役立ちます。

     

    利用手順

    Dashboardsで[] > [Variable]をクリックします。


     

    Dynatracetips#87_1
    Dynatracetips#87_1

    #87- Variable設定手順①

     

     

    あとは用途に応じて変数名や変数の内容を設定するだけです。

    「それは分かるけれど具体的に何を設定すれば…」という方は、ぜひ後半の設定例をご覧ください。

     

     

    Dynatracetips#87_2
    Dynatracetips#87_2

    #87- Variable設定手順②

     

     

    設定例 ホスト毎のCPU使用率

    まずは簡単な例として、「ホスト毎のCPU使用率」の変数設定に挑戦してみましょう。

    これができれば「○○毎の△△」系グラフに幅広く応用できます。

     

    ① 元となるグラフを作成

    任意の方法で「ホスト毎のCPU使用率」グラフを作成します。

    初めての方は、[] > [Metrics]から新規作成する方法がおすすめです。

    あるいは、[DQL]を選択し、以下のDQLをコピーペーストしてご利用ください。

    timeseries { avg(dt.host.cpu.usage), value.A = avg(dt.host.cpu.usage, scalar: true) }, by: { host.name }

     

     

    Dynatracetips#87_3
    Dynatracetips#87_3

    #87- ホスト毎のCPU使用率グラフを作成する

     

     

    ② DQLをコピー

    作成したグラフのDQLをコピーします。

    [] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、[DQL]から確認できます。

     

     

    Dynatracetips#87_4
    Dynatracetips#87_4

    #87- DQLをコピーする

     

     

    ③ Variableを設定

    [] > [Variable]をクリックし、以下5か所を設定します。

     

    ・変数名: あとで使用するので分かりやすい名前に設定

    ・Type: [DQL]を選択

    ・Data: コピーしたDQLを貼り付け

    ・Display settings: [Multi-select]を有効化(複数選択に対応)

    ・Default value: [*](全選択)

     

     

    Dynatracetips#87_5
    Dynatracetips#87_5

    #87- Variableを設定する

     

     

    Dynatracetips#87_9
    Dynatracetips#87_9

    #87- Variableを使ってみる

    そしてここがポイントです。

    DQLをそのまま使うのではなく、重複排除の「dedup」と特定フィールドだけを表示する「fields」を使います。

    [Run]を実行するとVariableの完成です!

     

     

    Dynatracetips#87_6
    Dynatracetips#87_6

    #87- 「dedup」と「fields」を使う

     

     

    ④ グラフ設定の変更

    作成したVariableをグラフに適用します。

    [] > [Metrics]からグラフを作成した場合には、3点リーダーから[Create DQL tile]を選択します。

     

     

    Dynatracetips#87_7
    Dynatracetips#87_7

    #87- [Create DQL tile]を選択する

     

     

    DQLに「filter」句を追加し、Variableをグラフ設定に組み込みます。

    [Multi-select]を有効化している場合は、「in」句を使うことで複数選択に対応できます。

     

     

    Dynatracetips#87_8
    Dynatracetips#87_8

    #87- DQLにVariable設定を追加する

     

      

    Variableを使ってみる

    Variableのプルダウンからホストを選択すると、表示が切り替わります。

    検索窓も利用できるため、対象が多くても簡単に絞り込めます。

    実はタイトル部分にもVariableを埋め込めるので、必要に応じてお試しください!

     

     

    Dynatracetips#87_9
    Dynatracetips#87_9

    #87- Variableを使ってみる

     

     

    1. まとめ

    2. 「ホスト毎のCPU使用率」グラフでのVariable設定はうまくできましたでしょうか?

    この仕組みは様々なグラフに応用できます。

    サービス毎のレスポンス時間、ユーザー毎のアクセス件数、SQL毎のエラー件数、など、
    Variablesを使って柔軟な分析にお役立てください。

     

    #87 ダッシュボードをもっと便利に!Dashboards「Variables」機能のすすめについては、以上となります。 
    お読みいただきありがとうございました! 

    ※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.342

     


      1.  
      2.  
      1.  
      2.  

    コメント一覧

      1.  

    執筆者

    N.T. 

    営業技術本部 カスタマーサクセス統括部 Dynatrace技術サービス部 

    お客様のビジネス価値向上を目的に、Dynatraceを中心とした製品の利活用支援を担当
    個々のお客様の環境に深く入り込み、製品利用状況や事例を収集し、より目的に沿った活用を提案

    ■経歴
    2013年 入社
    2014年 品質管理部隊へ配属、10月からお客さまサポート部隊へ異動
    2025年 Dynatrace Professional資格の取得。Dynatrace技術サービス部へ異動

    プライベートでは二児の母。仕事と家庭の両立に奮闘。
    最近ではようやく生活が落ち着き、Dynatrace Professional資格の取得や新部署への異動など、新たな挑戦に取り組み中。

    関連記事

      1.  
    1.