ES/1 Shelty Tips

#49 「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」の確認が可能になりました

作成者: IIM Sheltyサポートチーム|Jul 31, 2025 11:04:00 PM
こんにちは。ES/1 Shelty担当の田中です。
今回はV3.0.0でリリースする、トランザクション一覧の機能拡張についてご紹介いたします。

 

「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」の確認が可能に

トランザクション一覧画面(MONAPP03)の「トランザクション一覧」に「クライアントアドレス」の列を追加しました。
これにより、どのIPアドレスから該当のWebリクエストが呼び出されたかを確認することができます。
 
 
URL一覧画面(MONAPP02)から任意のアプリURLを選択し、トランザクション一覧を表示すると、各トランザクションの「クライアントアドレス」を確認できます。た特定の「クライアントアドレス」でフィルタリングすることも可能です。
 
ただし、「クライアントアドレス」の列を統合ダッシュボードやデータエクスプローラーに表示することはできません。
 
 

「クライアントアドレス」の表示条件

「クライアントアドレス」の列の表示/非表示設定は、項目定義一覧画面(CSTTRX01)にて行います。
項目定義一覧画面への遷移方法は以下の2つの方法があります。
  • 運用管理画面の「カスタム定義」欄にある「トランザクション一覧」から「項目定義」を選択
  • トランザクション一覧画面の表の上部にある「トランザクション一覧の項目定義」を選択(上図参照)

 

 
「項目定義」を変更したことがないシステムでは、全項目がONでデフォルト表示されます。
 
ただし、V2.9.0以前のバージョンで「項目定義」を設定していたシステムでは、上図の「クライアントアドレス」のチェックボックスがOFF(トランザクション一覧の「クライアントアドレス」の列が非表示)になります。本項目を表示したい場合には、項目定義一覧画面で設定してください。
 

 

最後に

本機能は、お客様のご要望を受けて追加しました。
「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」を確認できるようになったことで、Webリクエストを1件ずつ選択して個別にクライアントIPを確認する手間が省け、一覧表示により、どのIPアドレスから呼び出されたかの傾向も把握しやすくなりました。
 
今後もES/1 Sheltyを皆様にとってより使いやすい製品へと改善していきます。ご要望やご意見などございましたら、担当SEまでお知らせください。