2025.08.01

#49 「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」の確認が可能になりました

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    こんにちは。ES/1 Shelty担当の田中です。
    今回はV3.0.0でリリースする、トランザクション一覧の機能拡張についてご紹介いたします。

     

    「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」の確認が可能に

    トランザクション一覧画面(MONAPP03)の「トランザクション一覧」に「クライアントアドレス」の列を追加しました。
    これにより、どのIPアドレスから該当のWebリクエストが呼び出されたかを確認することができます。
     
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    「クライアントアドレス」列を表示

     
    URL一覧画面(MONAPP02)から任意のアプリURLを選択し、トランザクション一覧を表示すると、各トランザクションの「クライアントアドレス」を確認できます。た特定の「クライアントアドレス」でフィルタリングすることも可能です。
     
    ただし、「クライアントアドレス」の列を統合ダッシュボードやデータエクスプローラーに表示することはできません。
     
     

    「クライアントアドレス」の表示条件

    「クライアントアドレス」の列の表示/非表示設定は、項目定義一覧画面(CSTTRX01)にて行います。
    項目定義一覧画面への遷移方法は以下の2つの方法があります。
    • 運用管理画面の「カスタム定義」欄にある「トランザクション一覧」から「項目定義」を選択
    • トランザクション一覧画面の表の上部にある「トランザクション一覧の項目定義」を選択(上図参照)

     

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    選択されたシステム毎に「項目定義」を設定

     
    「項目定義」を変更したことがないシステムでは、全項目がONでデフォルト表示されます。
     
    ただし、V2.9.0以前のバージョンで「項目定義」を設定していたシステムでは、上図の「クライアントアドレス」のチェックボックスがOFF(トランザクション一覧の「クライアントアドレス」の列が非表示)になります。本項目を表示したい場合には、項目定義一覧画面で設定してください。
     

     

    最後に

    本機能は、お客様のご要望を受けて追加しました。
    「トランザクション一覧」で「クライアントアドレス」を確認できるようになったことで、Webリクエストを1件ずつ選択して個別にクライアントIPを確認する手間が省け、一覧表示により、どのIPアドレスから呼び出されたかの傾向も把握しやすくなりました。
     
    今後もES/1 Sheltyを皆様にとってより使いやすい製品へと改善していきます。ご要望やご意見などございましたら、担当SEまでお知らせください。

     

     

     

     


     

     

    コメント一覧

    執筆者

    C.T. 

    営業技術本部 カスタマーサクセス統括部 ES/1技術サービス部 担当課長

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