目次
開く
皆さまこんにちは、IIMサポートチームです。
このブログではDynatraceのTips等、
気軽に読めて皆さまのお役に立てるようなコンテンツを配信してます。
*文中、斜体になっている単語はDynatrace画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
例)Service、Host など
*青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています
今回は DQL作成のAIサポート -Davis CoPilot- がテーマです。
2024年11月にDavis CoPilot が正式リリースされました。
今回はDavis CoPilot を使ったDQL作成についてご紹介します!
2025年5月時点でのデータの持ち方とDavis CoPilot
2025年5月現在、Dynatraceでは2種類の方法でデータを保管しています。
1つは従来のストレージに保管する方法、もう1つはGrail にデータを保管する方法です。
Grail に保管されたデータを参照する際には、Dynatrace独自のクエリ言語である「DQL(Dynatrace Query Language)」を使用します。
たとえばダッシュボード機能では、Dynatraceの新UIには「Dashboards 」と「Dashboards classic 」という2つのメニューがあります。
このうち、新しいメニューである「Dashboards 」(「classic 」が付いていない方)では、Grail に保管されたデータを参照するため、DQL を使用します。
しかし初めて使う方はDQL を書くことにハードルを感じるかもしれません。
そこで役に立つのが今回ご紹介するDavis CoPilot です!
Davis CoPilot
Davis CoPilot は2024年11月に正式リリースされたDynatraceの生成AIです。
Davis CoPilot はNotebook やDashboards で使用でき、自然言語で作成したいグラフの情報を入力すると自動でDQL と実行結果のビューを作成してくれます。
つまり、Dynatraceに不慣れな方でも、Davis CoPilot を使えば簡単にNotebook やDashboards を活用できるのです!
入力内容に対して自動でビューを作成するだけではなくDQL も作成してくれるため、触りながら少しずつDQL の書き方を理解することができる点も、とても大きなメリットかと思います。
Davis CoPilot 使用の事前準備
Davis CoPilot を使用するには、2つの準備が必要です。
1. Davis CoPilot の有効化
2. 必要な権限の付与
1. Davis CoPilot の有効化 はEnvironement 単位の設定ですのでご注意ください。
上記2つの手順は本記事では割愛させていただきますので、具体的な手順については弊社の担当SEまでお問い合わせください!
Davis CoPilot を使ってみる
それでは早速、Davis CoPilot を使ってみましょう!
今回はNotebook での使用方法をご紹介します。
1. Notebook でDavis CoPilot のsection を作成する
Notebook の画面左にある[+]をクリックし、[Davis CoPilot]を選択します。
#69-NotebookでDavis CoPilotのsectionを追加する
2. ビューを作成する
1で作成したDavis CoPilot section に作成したいビューの内容を入力し、[Run]をクリックします。
デフォルトでは過去2時間を対象にDQL が実行されます。
対象期間を変更する場合は、[Last 2 hours]をクリックして対象時間を変更するか、「過去XX時間の」といった時間の情報を合わせて入力します。ちなみに、日本語での入力にも対応しています!
#69-ビューを作成する①
試しに、Service 毎のリクエスト件数のグラフを作成してみます。
テキストフィールドに「Service 毎のリクエスト件数は?」と入力し、[Run]をクリックします。
すると以下のように、DQL とグラフが表示されます。
#69-ビューを作成する②
作成されたDQL をコピーして使うこともできます。
Davis CoPilot で基準となるDQL を作成し、それを元に条件等を追加していくことで、手を動かしながらDQL を学んでみてください!
関連リンク:
Dynatraceの強力なAIエンジン、Davisの紹介
Dynatraceで生成AIが使えるようになったので試してみる
#69 DQL作成のAIサポート -Davis CoPilot- については、以上となります。
お読みいただきありがとうございました!
※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.314
コメント一覧
執筆者
E.S.
営業技術本部 ソリューションエンジニアリング統括部 ソリューションアーキテクト部
関連記事
-
#81 Dynatrace Perform 2026④:SNOW×Dynatraceが描く未来
2026.02.13
#Dynatrace
#AI
#Tips
#Perform
Dynatrace最大規模のイベント「Perform 2026」参加レポート第4弾!ServiceNowとのパートナーシップ強化についてレポートします 。IT環境の正確な理解(Dynatrace)と実行基盤(ServiceNow)が交わることで、IT運用を単なる「対応」から「経営価値」へと変える次世代の運用モデル「Signal to Outcomes」の全貌を解説します 。
-
#80 Dynatrace Perform 2026③:Observabilityは“AIの前提”へ ~ 現地で感じた世界の運用トレンド~
2026.02.13
#Dynatrace
#AI
#Tips
#Perform
Dynatrace最大規模のイベント「Perform 2026」参加レポート第3弾!「ObservabilityはAIの前提へ」 。Dynatrace Perform 2026で語られた、AIドリブンの意思決定を支える運用基盤の在り方を解説します 。トラブルの予防から修復までを自動化し、ビジネス指標とシステムを一体で捉える「使う人に寄り添う運用」のビジョンをお届けします 。
-
#79 Dynatrace Perform 2026②:Dynatrace Intelligenceを支える基盤と機能について
2026.02.13
#Dynatrace
#AI
#Tips
#Perform
#Dynatrace Apps 紹介シリーズ
Dynatrace最大規模のイベント「Perform 2026」参加レポート第2弾! Dynatrace Intelligenceを実現する基盤と機能を分かりやすく解説します。 実行ルールや制御範囲を含めた全体の統制を担うMANAGEMENT、 原因分析・洞察・予測を行い、“信頼できる答え” を作り出すDETERMINISTICというAIを組み合わせ、自律的で予測可能なオペレーションを実現します。