2024.08.19
#28 BrokerとリモートAgentの同居が可能になりました
目次
開く
こんにちは。ES/1 Shelty担当の山田です。
V2.7.0から、以前はできなかったBrokerとリモートAgentの同居が可能になりました。
このアップデートによって、1台のデータ収集用ホストを用意すれば、インフラからネットワークなど多くの情報を収集できるようになります。
後述の通り、SheltyManagerにそれらを導入することも可能です。
Brokerとは?リモートAgentとは?
Brokerは、VMwareやAWSのインフラ情報を取得するために必要なモジュールです。
導入時に、データ収集先の情報を渡すことで、インフラ構成や個々のインスタンスの詳細情報まで取得することができます。
VMwareのインフラ構成一覧画面
AWSのインフラ構成一覧画面
リモートAgentは、取得したいデータ収集先のホストに直接Agentを導入する「ローカルAgent」と異なり、データ収集先とは違うホストにAgentを導入します。
ネットワーク機器といったAgentを導入することのできないものの情報を取得することや、Webアプリケーションの外形監視などを可能にします。
リモートAgentによるネットワーク機器監視
今までは同じホストにBrokerとリモートAgentを導入することはできなかったのですが、V2.7からはこれらの同居が可能となります。
モジュール群の同居可否について
ローカルAgentとBrokerの同居は今まで通りできないため、モジュールの同居可否については下の表のようになります。
(V2.8.0にて一部変更予定の箇所もあります。)
| ローカルAgent | リモートAgent | Broker | 可否 |
| ○ | ○ | ○ | × |
| ○ | ○ | × |
△ ※ |
| ○ | × | ○ | × |
| ○ | × | × | 〇 |
| × | ○ | ○ | ×→〇(V2.7) |
| × | ○ | × | 〇 |
| × | × | ○ | 〇 |
| × | × | × | 〇 |
※V2.7.0 においては可能だが、V2.8.0にて不可になる予定の組み合わせ
ただ、ローカルAgentは業務用サーバーにインストールする想定で、BrokerやリモートAgentをインストールするのはデータ収集用のサーバー、またはShelty Managerという想定になっています。
そのため、同居不可な組み合わせも、実際の性能監視フェイズでは基本的にネックになることはありません。
導入先ホストについて
SheltyManagerに導入する
BrokerとリモートAgentの導入先としてSheltyManagerを利用すれば、新たにホストを用意する必要はありません。
その場合、SheltyManager本体にローカルAgentを導入することはできませんが、自身の性能情報はAgentの導入をせずとも計測しているため、必要な時には確認することができます。
ただ、一つ注意して頂きたいのは、大量のリモートAgentを導入するとShelty Managerの稼働に悪影響を及ぼすかもしれないことです。
特にManager用のホストのスペックを最小要件であるCPU8コア、メモリ32GBとしている際は、Brokerに加えてリモートAgentの数は5台以下に留めてください。
専用ホストをたてる
ネットワーク機器の大量監視などをしたい際には、こちらの方法をおすすめします。
4コア16GBほどのスペックであっても、データ収集専用ホストとしていただければ100台程度のリモートAgentを導入できます。
上記台数以上のリモートAgentの導入をご希望の際には、ホストのスペックについて弊社のSEにご相談ください。
まとめ
BrokerとリモートAgentを組み合わせることで、基盤の情報からアプリケーションの外形監視まで、広い範囲で性能監視をすることができます。
導入の際には弊社のSEがご協力いたします。
ご興味がある方は、ぜひ担当SEへご連絡ください。
コメント一覧
執筆者
T.Y.
営業技術本部 ソリューションエンジニアリング統括部 ソリューションアーキテクト部
関連記事
-
#76 SAPの性能データが収集できるようになりました!
2026.09.04
#ES/1 Shelty
#ES/1 Shelty新機能紹介
#3.3.0
ES/1 Shelty 3.3.0では、SAPの性能データの取得に対応し、SAPの性能評価が行えるようになりました。 本記事では、Sheltyを用いたSAPのデータの分析方法について紹介いたします。
-
#74 閾値通知メールの件名にホスト名・設定名が追加されました
2026.08.10
#ES/1 Shelty
#ES/1 Shelty新機能紹介
#日常運用ガイド
#運用管理(閾値)
#3.3.0
閾値通知メールの件名に違反内容や対象ホストを表示することができるようになりました。これにより、メール件名からある程度閾値違反の内容を理解することができるようになりました。開発の背景と実際のメール件名をご紹介します。
-
#72 「URL一覧」「トランザクション一覧」が使いやすくなりました(β版リリース)
2026.08.03
#ES/1 Shelty
#ES/1 Shelty新機能紹介
#日常運用ガイド
#3.3.0
3.3.0で「URL一覧」「トランザクション一覧」の新画面(β版)がリリースされました。新画面の内容を紹介します。