2025.08.01
#51 機器IP、URL、ホストの別名表示ができるようになりました
目次
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こんにちは。ES/1 Shelty担当の伊東です。
今回は、お客様から頂いた声をきっかけに生まれた新機能をご紹介します。
お客様から寄せられたお困りごと
お客様から以下のようなお困りごとをいただきました。
背景
ES/1 SheltyでMIB-2情報を取得しています。取得したデータは統合ダッシュボードにて機器IP単位で可視化し、複数の担当者が定期的にチェックしています。
お困りごと
グラフを確認される担当者様から、「機器IPだけだとどのシステム環境かわかりにくい」「逆に、機器IPでなければ構成情報から機器を特定できず不便」といった声をいただいています。
要望
画面の表示名称を用途や利用者ごとに自由に切り替え、どなたでも分かりやすく情報を確認できるようにしてほしい、というご要望をいただいています。
新機能のご紹介
下記インスタンスについて別名表示機能をご利用いただけるようになりました。表示名はスイッチボタンで簡単に切り替えることが可能です。
MIB-2情報の機器IP以外にもURL名やホスト名も別名表示できます。
-
IPアドレス(MIB-2(IP情報)など)
-
URL(TRX(URL単位))
-
ホスト(OS性能情報など)
別名表示OFF状態
別名表示ON状態
設定方法
別名表示は、以下の画面の対象インスタンス選択部分に表示される編集アイコンより設定いただけます。
-
統合ダッシュボード
-
閾値設定一覧
-
データエクスプローラー
こちらでは統合ダッシュボードでの設定方法をご案内いたします。
1.統合ダッシュボードを開きます。編集したいダッシュレットの三点リーダーから編集を選択します。
編集を選択
2.別名が設定可能なインスタンスに対し「編集」アイコンが表示されます。
クリックし、別名設定モーダルを開きます。
「編集」アイコンをクリック
3.テーブルに表示されたインスタンスに対して別名を入力し、保存します。
初期表示時のテーブルは、ダッシュレットで対象としているインスタンスでフィルタリングされています。(下記例では「クラスター名」でフィルタリングされています)
別名を入力して保存
別名表示は統合ダッシュボード以外も可能です
設定した別名は以下の画面で表示することができます。各画面右上にある別名表示スイッチボタンでON/OFFを切り替え可能です。
-
統合ダッシュボード
-
分析
-
データエクスプローラー
-
閾値
(例)データエクスプローラー
本記事でご紹介した機能をご利用いただくことで、ご担当者様や他部門のメンバーの方々が馴染みのある表示名で画面上の情報を確認できるようになります。
様々な立場の皆様がES/1 Sheltyを円滑に共有・活用できる環境構築の一助となれば幸いです。
ES/1 Sheltyは、お客様のお困りごとやご要望から新機能が誕生しております。お気軽に担当SEにお声がけください。
コメント一覧
執筆者
S.I.
営業技術本部 カスタマーサクセス統括部 ES/1技術サービス部 担当課長
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